20代までは、勝負ごとが苦手でした。
スポーツやゲーム、競争すること自体があまり得意ではなく、できるだけ避けてきました。
どうせ負けるしな、と失望するのが怖くて本気になることから逃げていたんだと思います。
そんなある日、父にこう言われました。
「勝負ごとを避けてる様だけど、薫にひとつ残念なことを教えて上げよう。
人生は死ぬまで勝負の連続だ。だから勝負から逃げることはできないよ。」
【えー、嫌だなあ】
と、思った。
その時は、そう思った私ですが、30代半ばで結構シリアスな人生の壁にぶつかり「勝負せざるを得ない」状況に直面しました。
その時から、父の「残念なお知らせ」を意識するようになり考え方を変えました。
「もう、やるしかないよね。」勝負だと思って取り掛かろう。
何でもそう捉えるようにし、自ら逃げ道を探さなくなったら、
困難なことも挑戦だと思えるようになり、不思議と楽しくなってきたのです。
例え上手く行かなくても「失敗した…」と思うのではなく、
「今回は負けだ。でも、また次の勝負で挽回すれば良いや。」とスーパーポジティブに考えられるようになりました。
もちろんドーンと落ち込むこともありますが、「人生は死ぬまで勝負」という腹の括り方は結構良いもんです。
経営や日々のビジネス現場では、これはもう結構腹括って「勝負」するしかないや、ってことはしょっちゅうだと思います。
私は勝負している方の背中をそっと押す、1枚の「勇気」となるプロフィール写真を提供したいと、ビジネスプロフィール写真を専門にすることにしました。
日々走り続ける皆さまが「自分って結構良いんじゃないか?捨てたもんじゃないよね」と、思ってもらえる1枚を、心を込めて撮影しています。
「明日のための1枚」と社名もAsu photoにしています。